2022/8/30
20日目
Auvillar(Chambre d'hôtes La Petite Inde) ~ Castet-Arrouy(Gîte communal) : 22km
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おはようございます😓
やっぱり気持ち悪くて夜中に何度か起きては水を飲んだりしました🤢
というわけであまりよく眠れず🥱
一度、5時ごろ薬を取りに1Fに降りたらJPが朝食を取っていて、ラクシュミも眠そうに近くに座っていました。にしても早すぎやしないかい😅
ラクシュミから大丈夫?と聞かれました😇
今はとりあえず大丈夫ですが、歩いている時にお腹が痛くなったらどうしようと考えると少し不安ですねー🫤
7時、ポールと軽く朝食を取って8時前に出発です👣
ラクシュミとイヴァンから頑張ってね😉と応援されました😊
まだ少し暗い
出発してから村外れの方までは坂道を登っていきます。
雲が天の川のよう😲
振り返って見る村もキレイですねー。
ちょっと進んでから左折し脇道に逸れ、高速道路の下をくぐっていきます。
また少し登ると、今度は畑の中の道路を通って南下します。そのままD11という道をまっすぐ次の村バルディーグ(Bardigues)まで。
それにしても景色が美しい😍
はぁ〜💨
美しい。
雨上がりの朝はどうしてこんなに美しいのでしょうか?
電線が無ければ
歩いていると向こうからネコちゃんが🐱
人懐っこいネコちゃんで、近寄ってきました🥰首輪はないけど誰かに世話されているのかな?
可愛いけど、バイバイ👋
思うんですけど、朝日や夕日を見ずに1日終わるのって虚しくないですか?
バルディーグには右側に立派なシャトーがあります。村外れを通るので何もせずスルー。
シャトーを通り過ぎたら右折して西へ進みます。
Bardigues
右前方に昨日展望地から見えた2本の煙突が見えますね🫡相変わらずモクモクしています。
展望地に案内があったのですが、それらはゴルフシュ原発の煙突でした😱
Centrale nucléaire de Golfech
こんなところに原発あるのかよ😬日本のように、もっと海っぱたにあると思ってた。
他国のことなので口出しするつもりはありませんが、歩いても歩いてもずーっと目に入ってきて、一気に現実世界に戻された感じです😰
ちょっとお腹痛くなってきます😖
何もなければ長閑で良い景色なんですけどねー😥
そのままずっと真っ直ぐ進んでD88を越えると、小さな水車と小川があります。
小川を渡り、カーブしている道をそのまま歩くとサン=タントワーヌ(Saint-Antoine)に着きます。
Église de Saint-Antoine
ここでポールに追いつきました😊
公衆トイレもあるので休憩💨お腹や体調も大丈夫そうです🙆
ポールはカフェを探していましたが、残念ながら閉まっていました。コーヒーブレイクはお預け🙁
Saint-Antoine
門の前で辺りを見渡していると、昨日ポムヴィックで出会った若い夫婦が笑顔でやって来ました🤗
彼らはローリーとマルクのカナダ人夫婦です👫旦那さんのマルクは5月にル・ピュイから歩き始めたものの、暑過ぎて途中でストップして一度カナダに戻ったのだそうです。そして今月また旅を再開し、奥さんのローリーに来れば?と誘ってモワサックからは一緒に歩いているのでした。
特にローリーは歩き始めたばかりだし、マルクと一緒に歩けることもあってウキウキしていて、こっちまで嬉しくなるほどでした。いやー、よかったよかった☺️
門を抜けるローリーとマルク
彼らに限らずちらほらカナダ人を見かけましたねー。それは、東部のケベック州がフランスの旧植民地ということもあり、フランス語が公用語だからです。
ローリーはフランス語がわからないようでしたが、満喫しているようで何より😊
この村も門のある通りがすごく良い雰囲気でしたよ⭕️
最初に挙げましたが、教会は表が三角屋根の少し独特な外観でした。内部は壁画が描かれていましたが、けっこう剥げ落ちていました😕
さて、歩を進めましょう♪
次はフラマラン(Flamarens)を目指します。ここにはシャトーのGîteがあって、計画を立てているときにリストアップしていたのですが、今回は予定が合いませんでした。
村を出てから道なりに行き、分岐を右前方のVC13を進みます。
前方をポールが歩いていますね。
彼女は歩くのがけっこう速いです💦
林の中に入ったら前方でなんかわちゃわちゃしています。どうしたのかな?
無人の食料品販売がありました😀
ポットにコーヒー、あとは自家製のケークなどがあったのでお一つ購入。前で騒いでいたのはコーヒーを飲んでいたからでした。
林を抜けると広大な大地が広がります。
おー😃
Gronze.comでも、今日の行程は景色が⭐︎4だったので期待していたのでした😙
サン=タントワーヌからフラマランまでは5kmほどです。
緩やかな登り道が続きます。
奥にポールがいます。彼女は登りがニガテで、登りではいつも後ろに手を回しリュックを持ち上げる形で歩いているので、遠目でも一発で分かります。
手前はカティですね。彼女と最初に会ったのはラスカバヌのセシルの家で、友達のクレール(3人目)と一緒です。カティは小柄ですがやっぱり歩くのが速いです。
何の畑でしょうか🤔?
富良野とか美瑛とかそこら辺の風景に近いです。
フラマランが見えてきました。
ポールとの距離が広がっているのを見ても、彼女が健脚だとわかることでしょう。
Flamarens
到着です💨
最後の登りがちとキツかったけど、景色がバツグンなので問題ナシ⭕️
さっき買ったお菓子を食べようか😏🧁
フラマランは小高い丘の上に立つシャトーを中心とした小さな集落です🏰
シャトーの手前に廃墟となった教会があります。中は修復中ですが、天井や壁は大きく空き、長い間放置されてきたことが窺えます。
Église Saint-Saturnin
教会からは外の良い景色が直に見られますよ。
教会を出るとシャトーが。
Château de Flamarens
門は閉じられていますが宿泊可能です。先程も言ったように、当初はここに宿泊する予定でした。
巡礼中にシャトーに泊まれるって想像するだけでワクワクしませんか😆❓
また次回のお楽しみですかね😏
11時過ぎ、フラマランを出発🐾
ここからさらに圧巻の景色が連続します。
遠くなるフラマランの集落
次のミラドゥー(Miradoux)までは4.2km。
ミラドゥーもまた丘の上にあるので、一度降って、また登っていきます。
振り返るカティ
こんなん思わず「うわぁ😀」と声が漏れてしまいますよ。例えば、北海道の平野をこうやって横断していくことなんてありますか?
目指すミラドゥーは右上の丘にチラッと見えています。
ル・ピュイからしばらくはキツかったから次の村が向こうの丘に見えても「げ😨」って思ったけど、今は「わー😄」って感じですね。
うーん😌いいですねー🌳
影がないのが難点ですが、全然大丈夫です。
こんなに広いところはこの旅初かも🙂
刈り取られていて分かりませんが、ヒマワリがポツンと咲いているのを見ると、ヒマワリ畑かもしれませんね。
あと1ヶ月早かったらものすごい風景だったのかな😃
徐々に登っていき、段々と村が近づいてきます。
フランスの町、規模が絶妙に微妙でいまだに村なのか町なのかわかりません😅
基本的には村か集落なのかな?オヴィラールなんかは「最も美しい村」って言ってるから「村」なんだろうけど、それにしてはぱっと見「町」っぽいし…。
というわけで、12時前にはミラドゥーに到着しました☺️
Miradoux
さすがに暑かったので、中心部の手前にあるエピスリーでコーラを所望🍹
ちょっとボッタクリっぽかったけど、背に腹はかえられぬでござるよ😠
想像よりかなり小さな町?村?です。
まずは教会へ。
厳かです。
光があまり入らず、かなり暗い…。
Église Saint-Orens et Saint-Louis
役場(メリー)に行ってスタンプをもらいます。
役場のすぐ裏に何やら古い建築物が👀
市場のようですね🍅
柱は石、天井や梁は木造で、かなり開放感のあるスペースです。
しかし、梁にハトが棲みついていて床がかなり汚れているところを見ると、あまり良く管理されていないようです。教会もそんな印象を受けました。
ちょっと残念🫤
村の中心部は5分もあれば一回りできてしまうくらいこぢんまりしています。
出口付近にブーランジュリーがあるようなので、そこで何か調達して先に進みましょうか。
chocolatine
Une chocolatine, s'il vous plaît🙋
おひとつ1€😳なんたる安さ💦
茶色い紙袋に入れてくれます。
どこか木陰で食べましょう♫
村を出てからは幹線道路D23沿いを進みますが、途中から安全な脇道に逸れます。
林に入ったのでちょっと休憩☺️
うまそう🤤
パリパリでバターもしっかり。
うまい😋1€とは思えない。
甘いもの食べてちょっとホッとしました。
お😀
右に曲がるようです。
また段々と登っていきます。
お花なんかも見つつ
今度は降って行きます⤵️
右手には廃墟のシャトーらしきものが。
Château de Gachepouy
写真の一本木のところで右に折れます。
にしてもやはり暑い💦カンカン照りで汗だく💦
さっきあと4kmの表示があったからもうすぐのはずです。
またD23に合流。
Castet-Arrouy
どうやら着いたようです🙂
典型的な田舎の集落といった趣ですね。
到着‼️お疲れ様でした。
13:30でした。ちょっと早かったかな。
メールでは入口は開けておくから入っていいよと書かれていました。
Gîteは役場の横にあり、昔の小学校を再利用したような建物でした。かなり古いですねー。
荷物は持っていって良さげなのでそのまま2階の部屋へ🌀
セシルのところのように、各部屋にホワイトボードの割り振りが書いてあるので自分の名前を探します📝
他の部屋にはポールや久々のジョルジュの名前もありました。
1階にダイニングと団体様用の部屋1室、2階に寝室が3部屋とシャワー、トイレが1つずつあります。最低限って感じですが、全然悪くありません。
私の部屋は4人部屋にフリアンともう1人おじさんの3人だけでした。
別の部屋にもう着いてゴロゴロしている女性が😀名前はフローレンスと言っていますが、フランス語しか喋れないのであまり会話になりません。でも、常にニコニコして優しい方で、この後も何度か会いました☺️
少ししてポールも着きましたが入口が分からずウロウロしていたのでこっちと手招き🙋
Gîteの管理は役場の方がしているみたいで、仕事が終わるまで登録や支払いはお預けです。17時だったかなー🤔たしか😅
それまでシャワー、洗濯はもちろんのこと、村の見物に行きました。だだっ広い平野にあるような村なので、風がよく通り洗濯物は一瞬で乾きます✌️
とりあえず教会へ。
というか、とりあえずもなにも、教会とレストランが1軒あるだけなんですよね😄
素朴な雰囲気ですね。まさしく村の教会って感じです。
ただ、装飾類はきれいにされていました。静かで良いところです⭕️
あとは家があるだけで、何もなし。地元の人たちが教会前の広場でおしゃべりしているのどかな村です🙂
宿に戻って今後の予定を考えます。
幸いなことに、あと3日はポールのおかげで宿の確保を考えなくてよいので、神経質になる必要もありません。それに、そろそろ国境越えのことも気になるくらいまで来ていました。なんだかんだでもう500kmは歩いていたんです💦
こういう何もないところに来ると、改めてここまでよく来たなーという実感が湧いてきます。こういう旅でもなければ一生訪れることのない村を巡っているんです。やっぱりなんで歩いているのかなーって考えますよ😌
役場の人が来て事務所を開けてくれたので、登録をします📝
ここは朝食のみなので20€くらいでした。
夕食はそこのレストランか、自炊してねとのことなので、ポールたちと相談してレストランで食べることに。ちなみに、事務所はエピスリーも兼ねていて、少ないながらも自炊できそうな食べ物を売っていましたよ🍝
と、なにやらジョルジュが裏庭で大声でTELしていますね🤨ジョルジュは声が特徴的で、男性にしては少し甲高いというか、なんかコミカルな声なんです。
まあ何を話しているか分かりませんが、彼の声を遮るようにすぐそばにいたニワトリたちが「コケコッコー」と連発しているので、大爆笑です😂😂
外の様子を見るまでは、スマホのアラームか何かだと思っていたのですが、ニワトリたちもうるさかったんですかね、嫌がらせのように鳴きまくっています😂
もうね、いろいろ今後のこととかどうでもよくなりました😄ジョルジュが面白すぎる。
少し前の話ですが、ル・ガスクーの汚い宿でジョルジュと初めて会ったときのこと、彼と同部屋で私は早く着いたので、ベッドもオーナーからダブルかシングルを好きな方と言われ、もちろんダブルを選びました。ジョルジュが着いたときにダブルを占拠していた私を見て固まった彼の表情たるや😂
夕食は"La Plancha"というレストランで食べました。その名の通り鉄板焼きの料理を出すお店です。フリアンも一緒にとの希望だったので初めてちゃんと会話しました。
彼は何度もカミーノを歩いていて、静かにマイペースに歩くのが落ち着くから好きなんだとか。フランスは初めてで全然わからないから大変とも言っていました🙂やっぱそうか💨
お、前菜が来た😀
サーモンのサラダ
けっこうボリューミーだな😳
フリアンはブエノス・アイレスでドイツ系の金融機関に勤めていたらしいのですが、コロナ禍で退職したのだそうです。
私がスペイン史を学んでいたことを知ると、どの時代が好きかとか細かいところまで突っ込んできてアワアワ😬適当にフアナ・ラ・ロカとかかなとお茶を濁します💦
彼もサンティアゴまで行く予定なのですが、一般的なカミーノ・フランセスではなく、カミーノ・デル・ノルテ(北の道)を進むのだとか。じゃあどこかで分岐するんですね。
豚肉のソテー
フリアンからいろいろ聞かれましたが、いかんせんラテン・アメリカのスペイン語に慣れず、よく分からないことも多かったです😞
ただ、カミーノを歩くときは毎朝6時に起きて7時に出発というのが彼のルーティンらしく、25kmくらいを静かに歩くのが楽しいと語っている顔はとても印象的でした😌
1時間半くらいいてお開きに。と言っても皆同じ宿なのですが😅
景色に癒された一日でしたね😊
次歩くとしたら、初夏に来てみたいですね。